知りたくなかった本当の気持ち


『はっ。どこが。

生徒会に入ったのは認めるけどな、議長だぜ?


俺は1年の時に会長をやったっつうのによ。


あいつは2年で副もやってねーし。


何でこんなくだらねー差をつけるんだよ、あいつは』


風磨君に頼ったのはいいが、嫌なことを一気に思い出してしまう。



『この邪魔者目が!

せっかくいい雰囲気になっていた所に、でしゃばりやがって。


お前のせいで険悪なムードになっちまったじゃねぇか。


どうしてくれんだよ』



『お前が男だったら良かったのに。

そしたら奈歩だって協力して仕事できるから、少しは楽できたかもしれないのに。


幼い頃から付きまとわれて可哀想だな』



『ごちゃごちゃ言うな!
俺はそんな風にお前を育てた覚えはない!


出ていきなさい!

お前はもう私の娘じゃない』



『もう一度言う。


俺は來奈が好きだ!

ずっと前から好きだった。


この気持ちを何度も変えようとしたけれど、変えることができなかった。


だから...俺のそばにいてほしい』