知りたくなかった本当の気持ち

そう言われ、私もソファに座る。


座った私に間髪入れずに言われた。


「最近神崎くんの身の回りの世話をサボってるみたいじゃないか。


私が言ったことがわかっといないのか?」


厳かな雰囲気が部屋を包み込む。


「そんなつもりはないです」


「口答えするな!

お前は秦野家としての自覚はあるのか?!」



今までに聞いたことのない威力で、私は怒られた。


何で私だけ怒られるの?


何で少し帰りが遅いくらいで...

晩御飯の時間が遅れるだけで...


こんな仕打ちを受けなきゃいけないの!?



「......そんなの、あるわけないじゃない!


なによ!

みんな仕事しか見てないくせに!


そのくせ私に怒りをぶつけて!

私だって好きでここにいるんじゃない......


もう嫌だよ...。