知りたくなかった本当の気持ち

久しぶりに見る兄さんは、くたびれていた。


「あんま父さんを怒らせること、したらダメだよ」


兄さんの優しい忠告は、私の耳は受け入れなかった。


そして私は久しぶりに見る兄さんに、抱きついた。


「來奈!?」


久しぶりの兄さんの温もりは、やっぱり落ち着いた。


「ごめんなさい」


私はそう言い、すぐに兄さんから離れ部屋に戻った。


そして少しだけ目から涙が流れるのであった。




別の日ーーーー


2週間くらい、家にみんないることがわかった。


まぁ私からしたらどうでも良いことなんだけれどね。


ただ私の居場所がなくなるだけ。


もう慣れているから、寂しいなんて思わない。


コンコン