「ねむっ!」

図書館でそう声を出してしまう。


そして時間は18時23分。


眠いなら帰って一休みをした方がいいのはわかっている。



でも帰りたくないのだ。


端っこの席にいるということで、私は眠ることにした。




.........ん?

何か顔に違和感がある。


そう思って意識を戻し、目を開ける。


するとそこには誰かが私の顔をツンツンしていたようだ。


左目を擦って確認する。


え?


「何であんたがこんな所に...?

てか何してんの?!


え、まさか私に変なことしてないでしょうね?」