知りたくなかった本当の気持ち

「ごめん、こんな時までからかって」


謝らないでよ、里桜。


わかってるよ。

里桜が少しでも私を笑わせようとしてくれたこと。


その気持ちが伝わっただけでも嬉しいから。


そう心の中で思ったのだ。
 


「おーす。

お前ら何やってんだ?
学校行かねぇのか?」


するとなんとここで若王子の登場。



私は昨日の琉生さんを思い出し、若王子と重ねてしまった。


一瞬にして、若王子を怖いと思った。


ゆっくりと里桜に隠れてしまう。


その上右腕を掴み、力を込める。


「あ、康くんおはよう。

あたしたちは今大事な所なの。


もう。今から行くよ」


邪魔をするな、と軽く言っている彼女に感謝。