知りたくなかった本当の気持ち

それだけでもいいか、と思いどこに行くか考える。


布団は...親のがあるけれど、使う気にはなれない。


今は琉生さんが使っている、兄さんのベッドで寝ることにする。


大丈夫、部屋にちゃんと鍵をかけるから。


私はそう自分に言い聞かせ、不安ながらも眠りに着いた。



  4:49。
ケータイの画面を見ると、そう書いてある。


なんだかんだ眠れなかった。

3時間くらいかな。寝たのは。


里桜から返事は、送って1時間くらいしたら来た。


でも返す気にはならなかった。


里桜のことだ。

夜や眠気のことを気にせず、私を気遣い最後まで付き合ってくれる。



嬉しいけれど、ちゃんと寝てほしい。


そう思ったのだ。



このベッドの臭いは、琉生さんのに染まったんだな。

いや、まだ染まりかけか。