知りたくなかった本当の気持ち

どんどんと彼は私の部屋のドアを叩く。


「開けてくれ、來奈ちゃん。
こうなった経緯を話すから」


「いや、やめて!」


私は琉生さんを拒否した。


私の言葉が効いたのか、琉生さんはあっという間に自分の部屋に戻っていった。



...それだけ?
 
あれ、私と琉生さんの関係って何だっけ?


恋人関係だよね? 


そして琉生さんは今、私の知らない女性とキス...。


それに怒っている私は、心が狭いのかな。



とにかく今は彼に何もしないことにした。


数十分すると、彼らは家を出た。  


私が帰ってきたから、居心地が悪くなったっていうの?


信じられない。


私は私服に着替えると、ベッドにゴロンとした。