すると琉生さんに腕を掴まれてしまった。
え、どうしたの?
ますます昨日私が何をしたのか気になるよ。
「でもご飯作らなきゃ。
学校に遅れるかもしれないし、琉生さんだって今日仕事でしょ?」
私がそう言うと、むくれながらも彼は私を解放してくれた。
「里桜~。
男ってホント、何考えてるかわからない生き物だよね~」
昼休み、私は里桜に疑問をこぼす。
「お!
どうやら進展したみたいだね。
冷たくされていた彼に、何をされたの~?」
そうだった、里桜はこういう人だった。
私が男の話をすると、ニヤニヤ笑いながら、楽しそうに聞く。
忘れていたよ。
まぁ私は、まんざらでもないけれど。


