違うよ、琉生さん勘違いしてるよ。
「そうじゃないですよ。
私はそれを狙っての行動じゃないです...
ごめんなさい...」
彼を遠ざけようと相手の肘に、力を入れる。
だが彼は全然私の力がネックとなっていない。
「説得力ねぇよ」
と言われると、髪を掬われる。
その内抱擁される。
私は琉生さんに言われた通りになってしまった。
抱擁された私の体は拒まず、心が喜んでいる。
久しぶりに彼の温もりを感じ、私はつい彼の腰に手を回してしまった。
そして琉生さんにキスをされる。
私は抵抗しないでいる。
「ふっ。
やっぱりこの程度で力が抜けるって、まだまだ子どもだな、お前は」


