知りたくなかった本当の気持ち


晩ごはんを済ませると、すぐに風呂に入ることが定着している。


そして私はその間に食器洗いを済ませるのだ。




「行こうかなぁ」


風呂から上がり、自分の部屋で決心する。


琉生さんの肩揉みをしにいくこと。


里桜は簡単に言ってたけど、実際実践するとなると結構勇気がいる。



さっきのご飯の様子を見ても、疲れている様子が窺えた。


だからこそ決心を固められることもできた。



私は琉生さんの部屋のドアをノックする。


「...はい」


消え入りそうな彼の声が聞こえると、私はドアを開け、部屋に入った。



琉生さんは私を一瞬見るだけで、あとは手にしているプリントを難しい顔で睨んでいる。