知りたくなかった本当の気持ち


フフ、と微笑ましくなる。


『悪かったよ。
あん時の俺、今思うとやり直したいと思う。


もしそうできるとしたら...必ずお前に優しくする自信があるしな。



本当に、あの時はごめん。

辛い思いをさせて悪かった。


これからはほんと、気を付けるからさ』



......今まで本当にこう思っていてくれてたの?


だったら何で私を傷つけたの。


一体どうやってアイツは、私と接したかったの?


頭の中にぐるぐると、思考が回る。


そのせいで私は長湯してしまった。