ニヤケ顔に引かれたのか、黙ってしまった若王子。
それにしらける私。
この場にいたくないと思った私は、さっさと生徒会室に向かおうとした。
「今日はいつぐらいに終わるんだよ?」
だが若王子の発言によって、それは阻まれた。
「さぁ? 30分くらいじゃない?」
適当な推測を告げると、私は生徒会室へ歩き出した。
「今日でこれで最後!
頑張ってね」
そう言われて戸成先輩から紙を受け取った。
「多くて最初は嫌だと思ってたけど、解決していくと使う人が不便無く使っているのを見ると、嬉しいですね」
私はそう言うと、戸成先輩は微笑んだ。
生徒会室から出ようにも、まだ広井君が来てない。
「あの、広井くんはまだ来てないんですか?」


