勉強を一段落させると、私は眠りについた。




翌日



あっという間に朝が来た。



私は朝御飯を簡単に作るため、台所に向かった。



トーストを焼いた私は、サクッと食べる。



そして学校に行く準備を済ませると、戸締まりをしたら家を出た。




「來奈ぁ、おはよー!!」



教室についてないのに、下駄箱で里桜がいつものように元気に挨拶をしてくれる。



「おはよう」



「ねぇねぇ! 昨日のこと教えてよ!」



ニヤニヤしながら私に訊いてくる彼女。



それが目的だったか。



「里桜に言われた通り、素直になってみたよ」