知りたくなかった本当の気持ち


意を決したのか、突然体を起こした相手はまっすぐに私を見ながら堂々と言った。




その言葉は......私はどのように受け止めれば良いのだろう。



「私がどんな男子とつるもうが、あんたに関係無いから!

変なこと言わないでよ」



そう言って私は、カバンを持って道路に出た。



それから帰り道を歩くのだった。





家に帰りつく。


若王子は私についてこなかった。


しつこい性分をしてるから、てっきりなんか言い返しにくるのかと思ってたけど。



そんなこともなかった。




そして私は晩ごはんの用意やら、入浴やらを済ませるのだった。




夜の作業が終わったら、私は勉強に取り組むことにした。