知りたくなかった本当の気持ち


私はそんな彼を、影から応援することにした。




風磨君は私を頼ってくる的な発言をしてるけど、黙り込んで早くも30分くらいは経った。



ここまで彼は私に質問をしてない。


真剣な顔で恐らく母親によって書かれた買い物リストとにらめっこしながら、商品をチェックしながらそれを吟味してる。



すごいな。


こんなに真剣になれて。




「よし!やっとあと2つだ。


ごめんな、秦野。


ずっと品物見ては歩いてばかりで。



こんな時間の使い方、勿体ないよな」



余裕が生まれたのか、彼は私に話してくれる。



「気にしないで。


私自身、結構楽しんでるから」