もう彼の全ての行動に惹かれてしまう。
「あ、いいよ」
彼の了承を得て、まずは私の家に戻ることになった。
「すごい...広いね」
戸惑いながらも風磨君は私の庭に足を踏み入れる。
「何なら中にも入ってみる?」
と提案してみる。
風磨君だからこそ言ってもいいことだと思う。
「え、俺そんなつもりで来たわけじゃない...から」
遠慮がちな彼に、私は更に攻める。
「でもこんな広い家、見たことないでしょ?
私だったら入ってみたいと思うけどな。
今は誰もいないしさ」
ちらっと風磨君の顔を見る。
戸惑っているようだ。


