わたしはみんなに殺された〜死者の呪い【前編】〜




「あ………明美…広樹……二人とも、みーつけた」


「っ!!!!広樹、智哉が!!」

「……!明美、走るぞ!」


こんな中で智哉まで…っ!!


智哉、3階にいたんだ。


ダメだ…私の足が遅すぎて、広樹に引っ張られてはいるけどとても逃げ切れない。



「明美………逃げろ!
俺がどうにかする!!」

「広樹………」


もう、この時が来てしまった。


出来ればこんなことはしたくないけど…


「………わかった。約束、忘れないでね」

「あぁ。絶対生きて追い付くから…」


私は、一目散に上へと駆け出した。


広樹は3階に残って、ホウキを構えている。


………パソコン室から拝借してきたものだ。


私が持ってるホウキは、図書室のやつだけど。