「あ………明美…広樹……二人とも、みーつけた」
「っ!!!!広樹、智哉が!!」
「……!明美、走るぞ!」
こんな中で智哉まで…っ!!
智哉、3階にいたんだ。
ダメだ…私の足が遅すぎて、広樹に引っ張られてはいるけどとても逃げ切れない。
「明美………逃げろ!
俺がどうにかする!!」
「広樹………」
もう、この時が来てしまった。
出来ればこんなことはしたくないけど…
「………わかった。約束、忘れないでね」
「あぁ。絶対生きて追い付くから…」
私は、一目散に上へと駆け出した。
広樹は3階に残って、ホウキを構えている。
………パソコン室から拝借してきたものだ。
私が持ってるホウキは、図書室のやつだけど。



