「あぁ………もう死んだんだね」
「智哉ぁ………っ!!」
残念そうに、だけど嬉しそうに呟いた智哉。
憎い。こいつが憎い。
なんの罪もないのに…どうして真理を!!
「あははっ………次は………明美だね?」
智哉の虚ろな目が、私に向けられた。
次は私?
ふざけてる。なんなのよこいつ。
「なんでよ!!
なんでこんなことするのよ!!!
友達殺して、笑うなんて…最っ低!!」
「友達………うん、そうだよね。
明美も、ここあの友達だよね?
なら死んでよ…ここあと一緒にいてくれるでしょ?」
「…………ここあ?」
「あぁ……ははっ……
ここあがいない世界なんて、何の価値もないよね…そう思うでしょ、ここあ…」
虚ろな目は、私から智哉の左手に移った。
そこに握られてたのは………右手?
まるで恋人繋ぎのように繋がれているけど、その右手は肩より上がない。
ここまで繋がってた血は…それから流れたもの?
………そういえば、ここあの遺体には右腕が無かった………?



