わたしはみんなに殺された〜死者の呪い【前編】〜





「あぁ………もう死んだんだね」

「智哉ぁ………っ!!」


残念そうに、だけど嬉しそうに呟いた智哉。


憎い。こいつが憎い。


なんの罪もないのに…どうして真理を!!


「あははっ………次は………明美だね?」


智哉の虚ろな目が、私に向けられた。


次は私?


ふざけてる。なんなのよこいつ。


「なんでよ!!

なんでこんなことするのよ!!!
友達殺して、笑うなんて…最っ低!!」


「友達………うん、そうだよね。
明美も、ここあの友達だよね?
なら死んでよ…ここあと一緒にいてくれるでしょ?」

「…………ここあ?」

「あぁ……ははっ……
ここあがいない世界なんて、何の価値もないよね…そう思うでしょ、ここあ…」


虚ろな目は、私から智哉の左手に移った。


そこに握られてたのは………右手?
まるで恋人繋ぎのように繋がれているけど、その右手は肩より上がない。


ここまで繋がってた血は…それから流れたもの?


………そういえば、ここあの遺体には右腕が無かった………?