「っひっ!?」 「うわっ!?」 掃除用具入れの中に入っていた人物をみて、思わず小さな悲鳴をあげる。 ………だってこんなところにいると思わないじゃない。 「広樹…………」 「な、なんだ、明美か…脅かすなよ…」 「こっちの台詞よバカ!」 心底ホッとしながら出てきた様子の広樹が、なんで怒ってんだと言わんばかりの視線を投げ付けてくる。 広樹も、私と同じことを考えて隠れた人だったようだ。 ………でも、一人じゃないだけまだ安心かな。