「ここにはないのか?」
智哉が呟くと音が反響して、なんだか私の脳みそに直接話し掛けられたような気分になった。
それに連動するように、目眩が始まる。
なんか、智哉の夢は短かったなぁ…。
そんなことを思っていると、
『明美。
いじめを提案したのは明美だったよね。
いい息抜きになった。ありがとう。
ここあも、明美の事が大好きだって…感謝してるって言ってたよ。
明美が困ってたら助けたいって。
だから、俺も協力する。
さっきはそれも忘れて暴走して…ごめん。
広樹も真理も、ごめんね』
と、智哉の声が聞こえた。



