次に目を開けると、そこは真っ暗だった。
…………また場面が切り替わったみたいね。
今度は誰?
残りは智哉か広樹………。
どっちだろうと疑問に思いながら視界が開けるのを待つけど、何故かずっと黒いままだ。
キョロキョロと辺りを見回すけど、黒いだけで何も見えない。
少し歩いてみると、ごん、と何かにぶつかってしまう。
「な、なによこれ……壁?」
ひんやりと冷たい感覚。
暗い空間をじっと見つめていると、目が慣れてきたのか少しだけ物の輪郭がわかるようになってきた…気がする。
どうやら、学校の廊下にいるようだ。
すぐそこに教室があるけど、暗いせいで何の教室なのかはわからない。
入ってみればわかるかな?
そう思ってドアに手を掛けるけどやっぱり触れなくて、仕方なくドアをすり抜けて中に入った。
キラッと、今の私の目には眩しすぎる光がある。
教室の中に入った第一印象はそれだった。



