「ね、今日は皆何時まで遊べる?」
「俺はいつもどーり何時まででも」
「私も~。ここあも?」
「もっちろーんっ」
やはり何処か聞いたことのある会話が飛び交い、もう一人の『私』はホッとしたような表情を見せた。
………私って、こんなに分かりやすかったんだ。
知らなかったや。
「ん、そーだ、今思い出したんだけどよ
うちの学校、出るらしいぜ~」
「出るって何がよ?」
「バッカお前、幽霊に決まってんだろ」
あからさまに呆れた顔をした『私』は、広樹からぬいぐるみを受け取った。
この場面はよく知っている。
確かこの後は真理が怖がって、広樹が学校に行くって提案をして、私たちが乗るんだ。
「なぁ、行ってみねえ?学校」
「えっ…」
「いーんじゃない?」
ほら。
私が賛成して、行くことになって…。
「ばーいばーいっ」
真理と別れる。
ピッタリそのままだ。



