あの後、私は、隼人くんにお礼を言って、家に帰った。
そして、ずっと、泣いていた。
お母さんは、何も言わず、そっとしといてくれた。

優ちゃんと、龍ちゃんの着信でケータイは、いっぱいだったけど、
私は、知らないふりをしたんだ。