「痛い?ふざけないでくれる?私の方が痛いの!あなたに、隼人を取られたのよ?!
こんな、童顔にとられるなんて、私のプライドが許さないんだから!
隼人は、御曹司で、顔もかっこいいから、近づいたのに!
婚約者にまで上り詰めたのに!
ふざけるな!!」
と木製のバットを振りかざされた。

金属じゃなくてよかったと思いつつ
とっさに自分の腕でとめる。

ばんっ!
鈍い音がした。