君と私の小さな物語


「本当のこと言えよ。」
隼人くんの真剣の眼差しに、私は、

「うん。戻ったよ、隼人くん。ごめんね、忘れちゃ…きゃっ!」

私は抱きしめられた
そして、

「んで、んで、すぐ言わなかったんだよ。」

「だって、私、隼人くん、忘れてた、自分が、ヒッグ、許せなぐで、ヒッグ、なら、婚約者いるのに、とことん、邪魔して、悪者になって、ヒッグ
隼人くん、に、ヒッグ、嫌われた、かったから、ヒッグ、
でも、嫌われるのが嫌だったの、グズッ
嫌われても、私は好きで、いるって思ってた。
ううん。ヒッグ、いるよ、でも、グズッ
辛いから。」