君と私の小さな物語


「なに?は、坂口先輩。」

「無駄なことはやめろ、」

「え?なにが?」

「記憶、戻ったんだろ?」

「え、な、な、な、なん」むぐっ
急いで自分の手で口を塞いだ。

「な、な、なんのことですか?」
ごまかす。

「おい、目泳いでるぞ」

「えー?あははー?笑」