本当に私は翔太さんの彼女になってしまったんだ。



夢じゃないかって何度も思った。




憧れていた素敵なバイトの先輩が、今は私の隣で笑ってる。






海の家での最後の夜、翔太さんは言ってくれた。




告白をした日と同じ場所に座りながら、


優しくキスをしてくれた後に・・・





「俺、前の恋を忘れるためにここに来たんじゃなくて、瑠奈に出会うためにここに来たんやと思う。」