その夜、私達は花火をした。 バイトの中の3人が明日でお別れだから、お別れ会を兼ねて、花火大会をしようと言うことになった。 だんだん終わりが近付いていることをみんな感じていた。 いつまでも続くと思っていたこの楽しい日々に、別れと言う足音が少しずつ近付いてきていた。 さよなら・・・なんだ。 このコバルトブルーの海とも、キラキラした毎日とも、 すがすがしい汗とも。 そして、私のこの恋も・・・