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翌日から、私の日々は一変した。
まず、佐山さんが私に近付かなくなったこと。
目が合えば逸らし、近くを通ればわかり易いほどに避ける。
別に、それ自体に思うことは何もなかった。
けれど…
「また…か」
陰湿にも思える、靴箱のロッカーへのイタズラ。
佐山さんとの関わりがなくなってから、放課後すぐに学校を出る生活に戻ったのに
いったいいつの間にこんなものを入れるのだろうか。
まあ…終礼が終わると同時に走って教室を出て行く佐山さんを含むあの4人を確認してはいるのだけれど。
靴への嫌がらせはまだない。
大量に詰め込まれたメモ用紙と、昨日からゴミが入れられている。
些細なこと。
でも確実に度を増してきている。
嫌な予感が止まらなかった。



