「えぇから走れ!!」 「うん…!」 亜倖と亮は、ギリギリセーフでフェリーに乗り込んだ。 「ははは…フェリーで滑り込みするとは思わんかったわ…」 「俺もやって…」 普通じゃない修学旅行。 でも…君とだから、こんなにも楽しいんだ。 君だから…笑顔になれるんだ。