君だから〜たった一人の君〜


「あすちゃんとは違うたタイプやけどえぇ男やな!!さすがお母ちゃんの娘やッ!」


みんなニコニコ、いやニヤニヤしながら亜倖を見つめた。


「あぁ〜もううっさい!!」


なんだかんだで亮を歓迎していたのが伝わってきて、ますます照れてしまう。


遊馬のときはみんな反対していたことを知っているから、尚更。


気恥ずかしくて、でも嬉しくて…亜倖はクスリと笑った。