走って走って、校舎裏へ急いだ。


『うわぁ…。綺麗…。』


私の目の前にあるのは、蒼海が言っていた桜。


なんとも言えない綺麗さだった。あまりの綺麗さに声を出せないでいると、


ジャリ…


校舎裏に撒いてあるジャリの音が聞こえた。ゆっくり後ろを振り返るとある一人の男の子がいた。


その子はすっごいイケメンだった。真っ直ぐな瞳に目を奪われていると


?「好きなのか?桜。」


と、聞いてきた。いきなり話しかけるからびっくりした。