伝説の元総長



ここが社長室とか言う所?


ドンッ!!


ドアを蹴っちゃった!ハハッ


美影父「誰だっ!」


私はズカズカと部屋に入り膝と頭を床に付けた。

いわゆる、土下座。

『お願いします!美影を留学させないでください!大事な友達なんです!大好きな仲間なんです!だから…お願いします。美影を留学させないでください。」


美影「夜空…」


美影「親父、お願いだ。俺はここにいたい。」


美影父「そんな事を言われてもだな」

私は頭を上げた。

『自分の息子でしょ?なんで自分の息子の事を考えてあげないの?美影は誰にも相談出来ずに1人で抱え込んで無理に笑ってた。苦しそうにしてた。これを聞いてもまだ留学しろって言える?』


美影父「そうなのか?美影」


美影「………」


美影父「すまなかった。」