『いた。いぶき…』 いぶきは海にいた。 いぶき「おまっ…どーした?」 今にも泣き出しそうな顔をしていた私をものすごく心配した目をしていた。 私はいぶきのそばによりいぶきのシャツを握りしめた。 『ぃ…いぶきは私から離れないよね?』 いぶき「離れるわけねぇだろ。信じろ」 『うん。信じる』 いぶき「んじゃ、戻るか」 『うん…』