「ごめん」


雅くんは気まずそうに謝った。




何だったの?


今、少し空気が変わったよね……?





「じゃあ僕は帰るね。バイバイ、彩菜ちゃん」



私の頭をポンポンと撫でて。

雅くんは帰っていった。




それから私達はお墓を綺麗に掃除して、花をお供えした。