龍「誰だ?直輝って」

なんでこいつがいんの!?

なになに!?いつからいんの!?

ありえない。最悪。

「私の、幼なじみ」

龍「ふーん」

答えてあげたのになによ!その返事は!

龍「もっかい弾けよ。ピアノ」

はあぁ!?上から目線すぎ!

「いや。」

野崎龍はピアノに近づいてきた。

ピアノの椅子に座っている私。

私にも近づいてきてることになる。

キモチワルイ。

「こっちに来ないでっ!!」

とっさにしゃがみ込み怒鳴ってしまった私

直輝…助けて

私は直輝の事を好きなんかじゃない。

でも直輝がいなきゃ、私一人になっちゃう

あ、息が。


私は鞄を持って教室から走って出た。