シークレット*ラブ

見ず知らずの彼に何か話したとして、何かが変わるはずもない…


でも…
顔の表情も見えない。声のトーンも聞こえない。

そんな状況のなか、唯一文章のやりとりだけで、悩み事があるのか?なんて聞いてくれた彼に心は一気に緩んでいた。


もしかしたら…


チャットではなくて彼が実際に私の目の前に存在して、

お互いに向かいあいながらの会話だったなら素直に話せていたのかも…


なんてありえない想像をしている自分が何だか可笑しかった。


【そやな?
チャットではなかなか難しいわな(笑)】

【そやね(笑)】


サラッと聞き流してくれた彼…

それも無理じいをしない優しさなんだと感じた。


【けどな。
無理したらあかんで。頑張りすぎたらあかんで。】


【うん…ありがと】

私の事を何も知らないはずなのに、的を得たエールの言葉に 心がフワッと軽くなった。