シークレット*ラブ

【うざくなんかないよ。相手の人に慶吾さんの優しい気持ちはちゃんと伝わってると思うよ~。】


【…そうかな?】


【相談するって事は慶吾さんのこと信頼してるんやし、頼りにされてるんやよ~】


画面に次々と文字が現れるのを見て、すぐさまキーボードをたたく。


まるでホントに会話をしているような感じ。


【そうか?
そんなん言われたらめちゃくちゃ照れるやん(照)】


【私も友達の相談よくのるねん。でも自分の事はあまり相談できないタイプやねん…だからたまにしんどくなる時があるよ】


何も知らない彼に、素直にこんな事を書き込めてしまう自分がとても不思議だった。


【俺もそやで。自分の事はあんまり相談しいへんわ。だからへこんだらトコトン沈む(笑)けど…いつも前向きな気持ちはもち続けてるで。】