それでも
コウの相手をするのが耐えきれなくなった私は


【ごめん…もうそろそろ】

と書き込みをした。


【うん。わかった。またお話しようね。舞~好きだよ】


二度とするか!!

とつい声に出てしまう。

だけど

もちろんこの豹変男コウに私の声など聞こえるはずもなく


【はぁ~い。んじゃバイバイ】


と、あたりさわりなく書き込みをして別れを告げるとロックが解除されてやっと私はチャット部屋をでることができた。


ふぁ~疲れたぁ。



チャットってこんなものなんやぁ?


私のチャット初体験がとりあえず終了した。