シークレット*ラブ

カツカツとヒールの音がほんのり暗い廊下に響く。


慶吾に手を引かれながら、半歩後ろを下がって歩く私。


本当に

本当にいいのだろうか…?


ここまで来て
罪悪感に満ちた感情が私の胸をざわつかせる。


こうなる事を望んだのはきっと私なのに…。


チカチカ点滅する部屋番号のドアの前についた。



このドアを開けたら…


きっとこの先は
間違った道。


決してゴールのない道。


でも今の私には

この道だけが、私が私でいられる場所に繋がっているような気がしてた。