シークレット*ラブ

そして

腹立たしさはないものの…


1人ぼっちの音のない真っ暗な部屋の中
窓からの薄明かりに目が慣れたころ…



徐々に私の心の中に寂しいという感情が湧き出してきて

瞳にはうっすらと涙が滲む。



そして

手の中にある携帯をぎゅっと握りしめる。




こんな時

慶吾なら…

慶吾だったら?



きっと優しい言葉をかけて心配してくれる…?