シークレット*ラブ

瑠実と瑠香の優しさに浸り早く元気にならなくちゃ…

そう思いながら
冷たいベットにうつ伏せに倒れこむ。


こんな時今までの私なら…

優斗への腹立たしい気持ちでいっぱいになり

その腹立たしさがおさまるといいようのない寂しさと孤独感に苛まれていた。



だけど今

不思議と優斗への腹立たしい感情はなかった。


怒りを感じるほどの気力がないのか…

私の心の奥底にしまいこんである罪悪感からなのか…


まだムカムカする胃の調子の悪さの中、そんな風に色々なことが頭の中をよぎっていた