シークレット*ラブ

でも…


体が弱ってる時だからだろうか?


間接的に聞いた優斗の言葉は、余計に冷たく感じてかなりダメージは大きかった。


横になったまま
私は深い溜め息がでて軽く瞼を閉じる。

「…ママ?
洗い物は瑠実たちでやっとくから、二階で寝てきていいよ」


そう言って瑠実たちはテキパキと食器の片付けをし始める。

「…ごめんね。」



そう一言だけ告げて子供たちの優しさに甘えることにした。

階段を前かがみになりつつ重い足取りで一段一段登っていく。