シークレット*ラブ

「ママ~?
大丈夫~?」


当然2人の心配そうな顔がソファーで横になる私を覗きこむ。


「…大丈夫。
ちょっと休んだらよくなると思うから…」


ほんの少し微笑んでそういったものの

胃がムカムカして
気分は最悪な状態

一時間ほど横になっても一向によくならなかった。


でも…
晩御飯の準備が…


フラフラした足取りでキッチンへと向かう私に


「…ママ、瑠実も手伝うわ」


「瑠香も手伝うから」

私を気遣う2人の声が後ろから聞こえてきた。