シークレット*ラブ

「…うん」


「素直でよろしい」


慶吾はそう言って

母性本能をくすぐる子供のような屈託のない笑顔で私の頭を冗談ぽく撫でてくれた。



「……」



そんな慶吾に

私は喉の奥まででかかっている言葉をのむ。




……慶吾


また……会える?



また


会いたい…


そんな気持ちがどうしようもなく溢れてきてしまう…