シークレット*ラブ

帰りの車の道のりはなんでこんなに早いのだろう…


行きと同じ距離だというのに、流れる時間が妙に早いように感じる。


もうすぐ…


もうすぐこの楽しい時間がおわってしまうんだ。


時間が止まってしまえばいいのに…

そんな子供染みたことばかり考えてしまっていた。


「舞大丈夫か…?

俺ちょっといいすぎてしもたかな?…」


え?…


慶吾とのお別れが
寂しくてテンションがさがってる私をまた優しい言葉が包みこむ。