シークレット*ラブ

「舞はもう旦那さんに愛情はないんか?
もう信用できへんから離婚とか考えてたりするん?」


「………」


優斗への愛情?

そう聞かれても
実際の所………

はっきり答えられない。

でも……


「離婚は…考えてない。

やっぱり子供たちを不幸せにはしたくないねん。
寂しい思いや、悲しい思いはさせたくないねん…」


ちょっぴり声を震わせながらの私の言葉に


「そうか。
舞はええお母さんやねんな。

でもな…

舞が笑顔で毎日を幸せに生きてなかったら、きっと子供たちも幸せにはなられへんと思うで?」


優しい笑顔で慶吾が言ってくれた言葉はとてもズッシリ胸にきた。

親身になってかけてくれた言葉に感謝しながらコクリと頷いた私。