和気あいあいと音羽と喋っている川谷を置いといて。 靴を履いて家を出る。 川谷がなんかいろいろ言ってるけど無視。 「音羽ちゃん、相変わらずかわいいな」 走って追いついた川谷がそんなことを言う。 「何言ってんだよ。」 「ほんと、お前ら兄妹は似てねぇのな」 「誰があんな奴に似るか!」 「あれ…?あの子…。」 川谷が指を指した先には高橋がいた。