「本当に離してっ!!」 パシっと手を振り払えば、 「あぁ?なんなの、おねぇーさん? この時間にこんなところに来るってことは、 気持ちいいことしたいからでしょ? 気の強いのもいいけどね? あんまり生意気すぎるのは可愛くないなぁ…?」 ニタぁ、と効果音が付きそうな顔で、 もっと強く手首をつかまれた。 …いやっ、離してっ