「…あぁーーーーっもう!! うじうじすんな、ばかっ!! 自分で知りたいって決めたんでしょ…っ!!」 ぺちんっとさっきよりも近く頬を叩く。 顔をあげるとちょっとだけレトロな時計が目に入った。 お母さんが選んだあの時計は、 私のお気に入りでもある。 「…え、っていうか!!!!! ……1時ぃぃ!?」